です。ラビッツ~ JK LAST TOUR 〜福岡・えみプロデュース編〜

2018年10月14日 です。ラビッツ全国ツアーが開催されされ福岡公演【INSA Fukuoka】に行ってきた。

今回の全国ツアーは大阪、札幌、福岡の3公演を各メンバーがプロデュースするという企画の第2弾。本来の福岡はツアーファイナルになる予定だったが札幌公演が台風の影響もあり12月に延期となった為、実質2公演目になった。(ツアーファイナルは12月2日の札幌公演)

その福岡は望月愛実さん(以外: えみちゃん)のプロデュース公演となる。地元での開催となり、知り合いご親族の方も多数来場されるという地元開催ならではのアットホームな公演となった。

先ず特筆すべきなのは福岡公演のえみちゃんの

"歌唱力が半端無く素晴らしかった"ことを先に記したい。

本人は特に気負いは無くあまり深く考えていないのかも知れないが(めっちゃ考えていたらゴメン笑)。 私のプロデュース公演は失敗できない!なんてどこ吹く風、堂々と立派な立ち振る舞い、アイドルらしさ、可愛さを存分に発揮しており成長と安定感を物凄く感じた。

定刻の15時となり対バングループのRoaRのステージがスタート。

初見だったがどの曲もメロディが良くメンバーも黒の制服衣装でのパフォーマンスは見ていて心地良く、コールやクラップが自然と出てくるステージだった。

20分のステージが終わり、タイムテーブルを少し過ぎた15時22分、いよいよ福岡公演がスタートした。

戦闘配置が流れると今回のツアーのテーマとなっている制服姿の3人が登場する。大阪と違い最後までこの制服衣装でのライブであった。

えみちゃんが最後に出てきたところでひときわ歓声が上がる。暗闇の中でえみちゃんが少し照れて微笑んでいた気がした。

戦闘配置が終わり注目の1曲目は打ち上げ花火のSEが。 なんと「お祭りJAPAN告白NIGHT」からのスタート。 L1グランプリ決勝以来のお祭り始まりに会場のボルテージが上がった。 そう、お祭り始まりである。

主役であり、プロデュース担当したえみちゃんも会場全体を見渡しながら微笑みを返す。 オーラスのオタクの見せ所の「オレモー!」は博多のオタク、なりょさんがアイマスクのデカい版?車のサンシェードを利用したオレモーを発動。(SHOWROOMの利きアイス対決で使った独特な目元のアイマスクだったのか?間違っていたら訂正します。)最後は全員でサークルからのエンドに会場のオタク、お客さんも楽しそう。 続く「うさぎのきもち」はえみちゃんがぴょんぴょんの際に「あっちー」、「こっちー」と会場を煽り盛り上げる。普段のライブではやらないえみちゃんのコールは貴重だった。

MCを挟み続くのは「失恋したらWASABI」。 しっとりと歌い上げるえみちゃんの今日のボーカルは伸びがあり艶やかで、素晴らしいかった。 今日に限っては"いつまでも聞いていたくなる"

そんな事を頭で考えながら見ていた。

続く曲は「ホニャラカンパニー」。 私はこの曲が、ですラビッツの中でもとびきり好きな曲である。 テンポが心地好くあり、曲がアイドルソングらしく、振り付けも可愛いし、なんと言っても「踊りたくなる」曲なのである。 イントロが流れてきた時は嬉しさのあまり思わず、やった!!と声を発してしまった。

この曲のサビはキーが高い為、えみちゃんの変声期も重なり最近はライブで"必ずやる曲"では無く、たまにセトリに入れてくる曲だが以前よりは少しずつだがやるようになってきた。 しかしまさかの"えみプロデュース"で敢えて自分にとっては歌い辛い曲を入れてくるなんて、中々やるではないか"えみ氏!!"笑

特筆すべきなのはサビの高いキー運びが完璧であったこと。落ちサビの完成度は素晴らしく、私の中で1番の「ホニャラカンパニー」となった。 最近は歌いこんでいるとの話を風の便りで聞いていたがまさかここまで完璧に歌い切るなんて想像もつかなかったし、忘れられない良い経験ができた。

えみちゃんのボーカルに圧倒された後は「うさぎのダンス」。 ダンサブルなナンバーに私は息切れ状態。 汗も止まらないところでMCに入る。(いや、助かった笑) えみちゃんからここから私がやりたかった今回の企画である発表が。

それは"パート変えタイム"であると。

ここからは普段の歌と振り付けのパートをシャッフルする"パート変えタイム"である。 会場からはどよめきとも歓声ともとれる声があがったが、曲は早速スタート!!

なんと「怪獣ANPONTAN」から。 歌い出しをえみちゃんが"少し照れくさそうに" 「か・い・じ・ゅ・う・あ・ん・ぽ・ん・たん」とかりんちゃんパートを照れもあり、握った拳を頭にくっつけるポージングがまた可愛くて正におじさんのハート鷲掴みな瞬間だあった。これが聴けるのは各自の生誕祭のセトリで「怪獣ANPONTAN」を入れた時くらいかな。 しかしえみちゃんパートを誰がどう割り振っていたのか詳細は掴めなかった。

えみちゃんとメンバー、今回のツアー練習をどういう流れで練習したのかなどは、後で書かれるであろう、茜先生のブログが楽しみ。

もう1曲は「アイドルSTARWARS」である。 ぴょんぴょんぴょんからの「ですラビッツです!!!」はこの日最も大きい声が上がった気がする。

まだまだー大人になんかなりたくないーー!!

\\オレモー!!//はえみちゃんのパート。ここ盛り上がったよね(ここが1番曖昧なので誰か助けて下さい)

ここでえみちゃんのMCから、ソロタイムへ移行。

そう、誰もが聴きたかった曲「I'm Hear」である。 そして今日のハイライトはえみちゃんのソロタイムだと思う。 しっとりと歌いつつ今日の地元開催に駆けつけてくれた会場の皆にその思いを気持ちを込めて歌ってくれた。 いや、良かった。

えみちゃんが実はもう1曲あります!と言った後の会場は拍手と驚きに包まれた。

この曲は皆で手拍子を入れて下さい。簡単なんでね。 それでは聴いて下さいと始まったのは。 カバー曲の「ヨルシカ - 言って。」であった。

持ち歌の「I'm Hear」と代わりアップテンポでポップなナンバーである。会場からはすぐさま手拍子が。殆どの人が知らなかったと思われるが(私も知らなかった笑)会場は一気に和やかな多幸感に満たされた。即興でおーいおいおいおいおいおいとコールも入り、曲の途中「みんな手拍子上手い!!私から教えることは何もないわ笑」とえみちゃん。歌い終わると会場からは大喝采であった。この曲はまた聴きたいと心から願う。(えみちゃんまた歌ってね)

そしてライブは後半戦へ。

みんなでタオルを回そう!!とえみちゃんのコールから「中2の夏おじさんの夏」が始まった。サビのことろでえみちゃんが「ジャンプー!!」と上手い煽りも入り、いつもより高く飛んでしまった(笑)

続く「デスラビッツ軍の七ヶ条」は中2の夏からの流れが良く、この日の最大の盛り上がりであった。ここまで約50分が経過し体力も殆ど尽きつつあったが最後の力を振り絞り全力でコールし踊った。

MCでえみちゃんから最後の挨拶があり「本当の世界中にありがとう」が本編最後の曲であった。会場全員での「ありがとーーー」は今日の福岡公演に対する心からの思いで、ですラビ軍が会場が応えた。

メンバーが手を振りながら、満面の笑みで退場しライブが終わった。 大阪公演でアンコールが無かった(敢えてできなかったし反省している)為、暗黙の了解で誰が行く??となったがTOYOさんが五味君を指名。 戸惑う五味君。

「今日の福岡公演......」尻つぼみで聞こえなくなった笑笑。えっ!?!?

会場は爆笑とやっちまったな感でどよめいたが、空かさずじんさんが指名を受け見事な「ゆず、えみ、かりん」コールが発動しアンコールを受け入れる状態に。

メンバーがアンコールありがとう!と再び登場し、この日本当のオーラスはなんと本日2度目の「お祭りJAPAN告白NIGHT」であった。 やはり最後はこの曲だよねと驚きもあったが(なんで?を予想していた)断然盛り上がった!

さて、問題のオーラスでの「オレモー!」は誰がやるの?そんな事を考えながら曲もラストを迎えるが、なんとえみちゃんの○○が押し出され発動した。いや、まさかのゲストに発動させたのは、はなりょさんでした。何から何までありがとうございます。本当に良かったです。

えみちゃんの故郷である地元開催のライブに参加して良かったと心から思えるそんなライブであった。 えみちゃんは良く頑張ったし、見事にパフォーマンスと歌唱力で乗り切った。柚はえみちゃんを見守る母のような満面の笑みで終始ライブ見守っていた感があり、かりんちゃんは......いつも通りかな。安定感は抜群なのでね。

最近のえみちゃんって、もっと上手くなりたいという思いが強く感じられ、それを自分なりに昇華しパフォーマンスで表現できるようになったことだと痛感する。素晴らしいと思うしこれからも貪欲にいろんな事に挑戦して頂きたいと切に思う。

ライブ終わりの打ち上げも最高に楽しかった。

ゲストも入り、福岡の地がそうさせたのか、美味いものを食べせいなのか、いやライブが素晴らしかったから打ち上げもあれだけ皆はっちゃけたと思いたい(笑)

みんな最高!!そしてありがとう!! 心から思えるそんなライブでした。